建築やリフォームのプロが提案する収納計画を参考にしてみよう

このブログでは基本的に手軽で簡単にできる収納方法についてご紹介してきましたが、この記事ではプロが考える収納アイデアや収納の理念について少し触れてみたいと思います。家を建てる時やリフォームのときには必ず収納について考えなければなりません。

建築会社やリフォーム会社は家を建てたり、修理したり、改築したりするだけではなく、収納についても様々な提案をしてくれます。いわゆる収納マスターになるためにはどうしたらいいのでしょうか。

まずどのように家の中にあるものを収納したらいいか決める前に、ものの量、誰が使うのか、どこで使うのか、使う頻度などについて考える必要があります。季節のものや一年に数回しか使わないようなものは集中収納で納戸や物置、屋根裏などに収納します。日本には昔から「蔵」と呼ばれる倉庫が母屋とは別に建てられることが多かったのですが、いわゆるその「蔵」と同じことです。

そして頻繁に使うものは誰が使うのか、どこで使うのかということを考え、使う場所の近くに収納するといいでしょう。これを分散収納と言います。分散収納はさらに見せる収納と隠す収納に分かれます。部屋のインテリアにも大きくかかわってくるので、集中収納よりも難易度が高いのです。

見せる収納にもインテリアの一部として英語の本を並べる、コレクションしているカップを並べるなどする場合と、キッチン道具のように使うことを前提にむき出しの状態で壁にかけたり、ラックの上に置いたりする場合があります。見せる収納でもクリアボックスやカーテンで隠したりと100%見せていない場合もあります。

リビングや玄関、バスルームなど個別の部屋の収納についてみていきましょう。まずは家の入口である玄関です。シューズクロークなど大型収納を作ってしまえば簡単ですが、多くの場合、インテリアとしてもおしゃれな靴箱を玄関先に作っている家が多いと思います。

シューズクロークがある場合でもハンガーパイプ、棚板、フックなどを利用してより見やすく、より多く収納できる工夫が必要になります。シューズクロークなどは普段お客様からは見えないものだけに、乱雑になりやすいので注意です。

リビング収納に頭を悩ます人は少なくありません。収納が下手だから結果的にすべてクローゼットの中やパントリーなどに詰め込むしかなくて、、という声をよく耳にします。確かにすべてどこかに詰め込んでしまえば、一見収納上手に見えますが、実はそれでは取り出しにくいですし、保管状態もよくありません。

ディスプレイの棚やラックがある場合にはこれは人さまに見せても大丈夫というものを置くか、いったんおしゃれなバスケットやボックスに入れてから並べるなど工夫すれば見せる収納初心者でもすっきり収納できます。

最近はキッチンはオープンキッチンが主流です。料理をしながら家族と話しができるという点はいいのですが、キッチンの汚れや散らかり具合が丸見えです。パントリー、ストックルーム、床下収納などがあれば活用することはもちろんですが、それでも足りない時には収納雑貨を利用してください。

サニタリールームに関しては収納の組み合わせの重要性を説明しています。いろいろな収納家具や収納雑貨がありますが、サニタリールームはどちらかといえば実用性重視でごちゃごちゃしやすいのが特徴です。高さや色をそろえて統一感を出すことも大事です。

プロのアドバイスによるとまずそのものを使う人や使う頻度などを確認し、収納場所を決めます。そして、各部屋に合った収納方法で片づけていくとすっきりと収納できるというわけですね。